大使館でパスポートの申請をした話

前回大使館に行くまでをかいたので今回は大使館での様子を残します。

まず、現在(2020年9月)のアメリカ大使館はコロナ禍という特殊な状況につき一般的な受付はクローズしています。(領事館は少しずつ再開しているようでした。また、大使館も10月から徐々に再開するようです。)

ただ、パスポートについてメールでは何度もやり取りしており、

申請するならパスポート緊急予約というタイトルにして〇〇(指定のアドレス)宛てにメールしてね

と言われていたのでパスポートが見つかって予約を依頼しました。するとそれまでは日本語で(たまに”これ質問の答えになってないな・・・”と思うことはありましたが)順調にやり取りしていたのに、突然全文英語で

9/14の10:45(前後15分はok)に必ず来てね。

というメールが来ました。ほかに注意すべきことなども記されたメールが。こちらの都合一切お構いなしの全てを指定する感じに急にアメリカっぽさを感じました。笑

そして当日を迎えたのですが、アメリカ大使館にフラっと行く人なんていませんよね。わたしもそうで初体験でしたがもう近隣に入るだけで警察官に「ここから先に何の用ですか?」と止められて、警備がすごいな~と圧倒されました。

しかし「パスポートの申請に・・・」と言ったらすんなり入れました。何かを見せたりすることもなく。

門の外で門番の男性(ここから中に入るまでの男性は皆様まあまあご年配)に予約時間と名前と訪問理由を伝え、マスクを外して本人確認書類で本人確認をします。

門の横のセキュリティールームの前で携帯やモバイルバッテリーなどをカゴに入れて待機します。

中に呼ばれたら飛行機の搭乗前同様、手荷物検査があり、ここでもマスクを外して金属探知機をくぐり終了です。

靴は脱ぎません。

(わたしはポータブル扇風機を所持しており、ここにモバイルバッテリーが内蔵されていることをすっかり忘れていてお声が掛かりましたが確認して終わりでした。)

ペンケースに入れていたペン型のはさみはここで一旦預けました。

その後中に進むと市民サービスとビザサービスでドアが違いましたが恐らく中は同じです。

わたしは市民サービスのパスポートの申請でしたので左奥に入っていくのですが写真を撮りたかったので右奥トイレの手前にある写真機で撮影しました(1000円でした)。

窓口もしまっていて、中には人が全くいませんでした!すでに聞いていた話と違う。アメリカ大使館はとても混雑していると聞いていましたが現在は手続きを停止しているので当然がらんとしていました。

発券サービスのようなものがありましたが待ちもないのでそのまま入っていくと窓口の中からパスポートの申請ですか?(もちろん英語)と声を掛けられます。そのまま4番へ、と案内され、用意していた必要なもの全て提出しました。(写真はここで切ってくれます!)

窓口のアジア系の男性が戸籍謄本を原本で見ていたので「?」とは思ったのですがしばらく英語でやり取りが続きます。

【職員】(娘も載っている戸籍謄本を提出してしまったため)下にいるのはあなたの子供?

【わたし】そうです。

【職員】今回氏名変更があるようだけどSSN(ソーシャルセキュリティナンバー)の氏名変更するなら別途問い合わせてね、ここじゃわからないから

【わたし】今日?

【職員】今日はできないよパスポートが必要なはずだから

【わたし】OK

【職員】免許証の英訳は持ってる?

【わたし】持っていません(知らなかった!見逃してしまっていた!)

【職員】OK、じゃあこのテンプレに書いて

【わたし】(記入)

・・・と、ここまでは良かったんです。細かくは聞き取れなくても大体は聞き取れたから。しかしこの後の、”パスポートの発行には今4~6週間かかるけど大丈夫?”と言われたのですがなぜかこれが聞き取れず・・・!

もしかして日本語の方がいい?と言われたのでplease...と言ったらとっても流暢な日本語で改めて説明してくれました😂

そして一旦支払いに行きます。キャッシャーがあるので渡された請求書を持って行くと現金でもクレジットカードでも支払いができます。

支払い後にもらった領収書(レシート)を持ってまた4番窓口にいくと座って待っててと言われ、少しするとさらに奥の窓口のブロンドの女性がわたしの名前を呼びました。

そしてここでは完成したパスポートは4.5週間後にレターパックで送ることと、預かった有効期限切れのパスポートもそこに入れることを伝えられ(ここは英語に戻りました!)、右手をあげて記載内容に偽りなしと誓います(アメリカっぽい!✨)。

レターパックの番号の控えのシールを領収書に貼ったものと、戸籍謄本の原本を返却されて終わりです。

30分もかからずに全てが終わりました!(拍子抜け!)

もっといろいろ質問されたり怖いんだと思っていましたが(みんな怖いよって言うし・・・)、アジア系の日本語が流暢な男性もブロンド女性も親切で安心できました。(混雑していないからかな・・・)

あとはパスポートが到着するのを待つのみです。

この間、娘の永住権について調べを進めたいと思います。

ここまで読んでくださりありがとうございました😊